安全対策
ロープアクセス工法で使用する器材すべてにテクニカルデータが記載されておりシステムを計画する上で重要な指標になります、しかしながら現地で支点をとるために使用する丸環やボルト留めしているアングルや角パイプにかかる衝撃荷重についてはある程度予測しますが絶対ではありません。万が一の墜落に備えた2重3重の対策が重要であることはいうまでもありません。またロープアクセス工法ではフォールアレストシステム(墜落による衝撃を抑え安全な姿勢を保つことができる)により墜落した作業員はセルフレスキュー(自力で地上に降りる)することができます。また負傷や宙吊りにより身動きができない場合には迅速な救助が求められますのでロープアクセス工法の作業員には救助する訓練をおこなっています。
通行人の安全確保
歩道上空で作業する場合、警備員は施工者に対して注意を呼びかけ、歩行者を安全に誘導します。作業員の使用する道具には全て落下防止対策することはいうまでもありません。
トレーニング施設
システムの計画や実際に看板の取付けをおこなうことができる施設です。実際の作業をイメージして作業員は施工手順を確認します。